秘密の箱庭

霊体と肉体の視点から日常を徒然

祖母の死②死後に身内が見た夢

祖母の死についてですが、前回よりだいぶ間が空いてしまいました。

前回は

「なぜ、祖母が自殺することになったのか。」

「祖父母宅の人間関係」

「霊的視点から見た自殺について」

などについて書きました。

祖母の自殺から考える霊体の繋がり① - 渥美裕貴の秘密の箱庭

 

今回は、祖母の死後、身内がそれぞれ見た夢について体験談・考察を書こうと思います。

見た夢の内容をお互い情報共有してなかったのに、皆、祖母がこの世界から旅立つサポートをしていた…という内容になります。

 

私はこの体験によって、これまで自信を持てなかった霊界や霊体の仕組み、また自身の霊視について確信を持つようになりました。

 

では、少しずつ書いていこうと思います。

 

 

祖母がなくなる一週間前、私の額には『身内の死』についての暗示が出ていました。

 

その頃の祖母は目が悪かったですが、生活は自立しており、ヘルパーさんが自宅に訪問するような状態でした。そして、施設に入ることを決心した頃でした。

これは前回も触れたと思うのですが、本当は嫌だったということでした。

 

私は、祖母は施設に入るから一旦落ち着くだろうし…突発的に誰か事故に遭ってなくなるようなことがなければいいなぁとぐらいにしか考えていませんでした。

実の母親や、私の夫にも、額の死相について話しましたが、『おばあちゃんは施設に入るのが決まったばかりだし、そんなに大変な状態じゃないからなぁ』という反応でした。

 

一週間が過ぎる頃、「まだ額に出てるけど、そろそろ大丈夫かな?」と考えていた頃に、祖母が納屋で自殺していることが発見されました。

 

この時の私については、前回も述べたと思います。

 

お葬式の時も、亡くなって納得していないことが伝わるし…

私の父もお葬式のお経をあげてるとき、最後列だったんですが、じーっと背中を痛いほど見られたそうで

みんなで祖母が自分の死を受け入れられていないことを話しました。

 

そして、一週間ぐらいが過ぎる頃から、

母、妹、叔母、そして私がそれぞれ祖母に関連する夢を見るようになりました

 

母親が祖母の家で、荷物の整理、掃除を手伝ったそうです。

その時の祖母は死ぬ少し前のやつれて元気のない姿だったそうです。

何も語らず立っていました。

 

が見た夢は、祖母の家を同じように荷物を捨てる、掃除をする手伝いでした。

祖母は母の時と同じような様子でした。

 

母親がまた見た夢は、祖母の家の仏壇で、先に亡くなっている祖母の姉と、曾祖母の姉妹が仏壇の中を整理しているものでした。

そこに白い着物を着たお多福の女性が作業する叔母達の横で立っていたそうです。


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物凄く偉い人のようで、偉そうでと言っていました。

何か話しかけられても、宇宙人のようで、母親は「何を言ってるか分からない」と夢から目覚めたそうです。

 

が見た夢は、少し祖母が動けるようになっていました。祖母の家を片付けをいつものように手伝っていると、用事があるからと祖母が車で出掛けようとするんですが、心配だから私が運転を変わりました。

 

そのあと、母親が見た夢は祖母をお風呂に入れて全身を綺麗にし、髪の毛も散髪してあげる夢でした。

 

その後、が見た夢はお風呂で小綺麗になった祖母を見かけて、

ばあちゃん、今幸せ?!』と聞いた夢です。

 

妹は祖母の自殺にショックを受けていました。

私と母が夢の中で祖母の家の片付けを手伝っていることを話していたので、妹は夢で祖母に会ったら絶対に今幸せか聞きたいと言っていました。

 

そして、これまで誰とも話さなかった祖母が話しました。

 

『神様がたくさん来てくれて、それに孫もいるから寂しくないよ』

 

と返事をしたそうです。

 

妹は、

「孫はまだみんな生きてるのに、やっぱり夢で私の妄想だから変な内容だったのかな?」と言っていましたが、

 

祖母には亡くなっている孫がいます。

それは、妹が生まれる前に、母親が流産してしまった子です。

また、神様とは、母親が見たお多福の神様と、たくさんのご先祖様も手伝いに来ていたのでそのことだと思います。

妹は、ちゃんと祖母に聞けたようで心から安心していました。

 

こういうことが、のんびり1ヶ月くらいかけて何度もありました。

 

そして、ある日が見た夢ですが、

祖母が「引っ越しをした」と夢で嬉しそうに話してくれました。

 

そこはこの世とそっくりだけど、私の知らない田舎の町でした。


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ざざっと描いてますが、畑みたいに見えるものも全て家です。

祖父母の家は現実では赤瓦なのですが、この町では黒の瓦でした。

全く違う家に暮らしているようです。

とてもいい場所でした。

 

祖父も現れて、そこは祖父が一人で暮らしている場所だそうです。

私は家の中もお邪魔させてもらいました。

祖父も嬉しそうに祖母を案内していました。

こじんまりした和風の家ですが、祖父らしく質素に綺麗にされていました。

(祖母は掃除・片付けが苦手です。)

 

夢から覚めて、母親にそのことを話すと四十九日が過ぎてすぐな事に二人で気づきました。

 

その後、母親が、母親の妹である叔母と電話で話していたとき、

叔母がこの前夢を見たことを話してきたそうです。

 

四十九日のころ、祖母が夢で引っ越しをしたことを報告してきて、家の前まで連れていかれたこと、そして、中には入れさせてもらえなかったことを母親は叔母から聞いたそうです。

 

そこで、母親が最近みんなが同じような夢を見ていたことや、私が引っ越しをしたことを同じように見たこと、そして、家にお邪魔したらしいこと。

 

叔母は笑いながら、「私は入れてもらえなかった」と話してました。

 

私たちは、とりあえず祖母があの世に旅立つことができたことを喜びました。

そして、本当に四十九日は意味があることを実感しました。

 

 

その後、祖母と祖父は一緒に暮らせなくなります。

この事に関しては次回書いていこうと思います。